硫化鉄リチウム電池(二硫化鉄リチウム電池)とは?原理と特徴について解説。

「硫化鉄リチウム電池」とは、負極にリチウム(Li)、正極に二硫化鉄(FeS2)を使用した一次電池です。乾電池と同じく1.5Vであるため、乾電池が使用できるようなカメラ、フラッシュライト、音楽プレーヤー、玩具に使用されます。 

 

硫化鉄(FeS2)は鉱山で、黄鉄鉱、白鉄鉱として採掘されます 。鉄鉱石マニアのあなたに最適な電池です。

 

本稿では、

「硫化鉄リチウム電池とはどんな電池?」

「硫化鉄リチウム電池の用途や反応について教えて」

という疑問にお答え致します。

 

 

硫化鉄リチウム電池の概要

 

「硫化鉄リチウム電池」とは、負極にリチウム(Li)、正極に二硫化鉄(FeS2)を使用した一次電池です。

 

乾電池と同じく1.5Vであるため、乾電池が使用できるようなカメラ、フラッシュライト、音楽プレーヤー、玩具に使用されます。

 

パナソニックで販売していますが、Energizer社から供給を受けているようです。

以下、硫化鉄リチウム電池の特徴をまとめた表になります。

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用途

 

硫化鉄リチウム電池の用途は、 乾電池代替として、カメラ、フラッシュライト、音楽プレーヤー、玩具に使用されます。

 

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歴史

 

硫化鉄リチウム電池の歴史は、 調査しましたがいまのところ具体的ことがわかりません。詳細情報がわかり次第、記事をアップデートします。

 

構成

 

硫化鉄リチウム電池の構成は以下のとおりです。

 

  • 正極 二硫化鉄(FeS2)
  • 負極 リチウム(Li)
  • 電解液 有機電解液
  • セパレーター ポリエチレン

 

二硫化鉄が894mAh/g、リチウムが3863mAh/gであり、非常に高い理論容量を有します。高容量かつ軽量で、低温特性、長期信頼性といった他の特性面からも、非常に優れた電池である。

 

硫化鉄(FeS2)は鉱山で、黄鉄鉱として採掘されます 。黄鉄鉱は火打石としても有名です。Amazonで火打石として購入している人もいました。

 

反応

 

硫化鉄リチウム電池の反応は以下のとおりです。

 

  • 負極 リチウムがリチウムイオンとなり、電子を放出します。
  • 正極 二硫化鉄が電子を受け取り、鉄と二硫化リチウムを生成します。

 

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起電力

 

硫化鉄リチウム電池の公称電圧は1.5Vです。(初期の開回路電圧が1.7~1.8Vで、平均放電電圧が1.5V付近です。)リチウム一次電池の中では、唯一乾電池と同じ電圧を示します。

 

特徴

 

硫化鉄リチウム電池の特徴は、以下のとおりです。 

 

メリット

  • 大電流の特性
  • 大容量(アルカリ電池の7倍)
  • 軽量(アルカリ電池の70%
  • 使用温度範囲が広い
  • 長期保存(MAX15年持つ)

 

デメリット

  • リチウムが高い
  • リチウムが危険

 

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